活動実績

【レポート(school13受講生)】集客が苦手な女性起業家のための今日から出来るファンづくり@芦屋リジューム

この講座は、ライターという仕事に興味がある方やライティングスキルを身につけたい方に向けて2020年1月と2月の全2回で開催。
第1回では講師の林拓真さん(株式会社ICC)から基礎を学び、その後は各自で実際にASHIYA RESUME schoolの講座を取材。第2回での添削を経て、取材レポートを完成させました。
みなさんの想いが詰まった渾身の一作をぜひご覧ください!

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集客が苦手な女性起業家のための今日から出来るファンづくり@芦屋リジューム

こんにちは!芦屋話し方教室を運営しています、小野山純子です。私が教室を始めて4年目。「集客」がまだ思うようにできていないのが課題で、レッスン申し込みがゼロの日には、落ち込むこともあります…。そのような状況をなんとかしたいと、今回はライターとして、集客のコツを探りに行ってきました! 伺ったのは、ASHIYA RESUME schoolの「魅力ある世界観で気持ちをつかむ、ファンづくり講座」。

熱気が溢れる「ファンづくり講座」会場

講師は、女性起業家・専門家のためのウーコミ(ウーマンコミュニティの略)集客コンサルタント神馬友子さんです。神馬さんは、専業主婦から1年で予約が取れないサロネーゼになり、これまでに8,000人以上を教えてこられました。

受講者にアドバイスをする講師の神馬友子さん

会場は、 JR芦屋駅に近いコワーキングスペース、work and place。 取材日はあいにくの雨でしたが、駅から徒歩2分と近く、助かりました。

講座会場のwork and place

受講したのは、起業を考えている方や起業して間もない方、そして、新規事業に取り組みだした方など、女性10人です。どのワークにも熱心に取り組む、本気度が高い方ばかりでした。 今回の「ファンづくり講座」は、神馬さんが実践して成功した集客術を、凝縮して学べるチャンス!私が取材に伺った日は、2回で1セットの講座のうちの2回目。 主な内容は、 ① 1回目の講座で出された課題(自分の強み、世界観、コンセプトなどの作成)の発表 ② WEBを活用した情報発信のポイント説明 講座では、1回目の講座の復習をした後、席が近い受講者同士で、課題の発表をしあいました。受講者からは「これまで自分のことを深く考えたことがなかったので、言葉にまとめるのがしんどかった!」などの声が上がっていました。

課題を発表しあう受講者

講師の神馬さんによると、自分の強みや世界観といった『軸』をまずはしっかり作ることが大事ということです。「岐路に立たされた時にも、ブレずにしっかり自分らしい選択ができるから」とのこと。 その『軸』をお客様に発信するために必要なことは ① 発信量 ② 自分の世界観を「見える化」すること だそうです。 ①の情報発信の具体的な方法として、チラシ、ブログ、インスタグラム、YouTube、Facebook、LINE@、メルマガを挙げ、それぞれにどのような特性があり、どのような効果が上がりやすいのか、違いを明確にしたうえで、実践的な活用のコツが紹介されました。 たとえば、ブログのタイトルの付け方について「タイトルは、30文字程度で、地名と業種、お客様のメリット、事業所名を入れればよく、左側にある言葉ほど力を持っている」など、すぐに取り組めそうなポイントが次々と紹介されました。 神馬さんは、情報発信量=収入量ともおっしゃっていました。 ②の世界観を「見える化」する例は、神馬さんの投影資料や配布資料が、良いお手本でした。

「世界観」を見える化した神馬さんの投影資料

神馬さんは、「応援」をキーワードに世界観を表現なさっています。というわけで、資料には、メガホンやチアリーダーのイラストが散りばめられていました。そのような細かいところから、世界観を「見える化」する工夫がいるそうです。

チアリーダーのイラストが入った配布資料
「応援」の世界観を伝えるための工夫

自分の強みや世界観の『軸』を持って情報発信すると、次のようなメリットがあるということでした。 ・自分の世界観などに共感してくれる人(ファン)なら、新たな商品・サービスを始めても「共感するこの人の商品・することなら」と、リピーターになってくれる ・世界観が合う人が集まるので悪評が立ちにくい=仕事が嫌にならない ・自分自身も自信をもって異業種交流会などで話しやすくなる ・1文などに世界観をまとめると、口コミで紹介してもらいやすくなる 上記のような内容を柱に、この講座では、ファン作りに必要な下記の5つのステップと、各ステップで必要なことが説明されました。 ①強みと世界観の軸を定める ②知ってもらう ③興味を持ってもらう ④(お客様に)行動してもらう ⑤リピートしてもらう 受講者の一人で、昨年よりBtoBからBtoCの仕事にも本腰を入れ始めたという、インテリアデザイナーの北川チサさんに、受講した感想を伺いました。

インテリアデザイナーの北川チサさん(右)

「これまで甘く考えていたなぁと思いました。自分の世界観にしても、強みにしても、専門的なものを売っているので、『それを提案、提供します』と言うことしか、これまでは表現していてなくて…。『だから何』っていう、本当にお客様目線のメリットまで、伝え切れていなかったことに気付けました」。 そして、ASHIYA RESUMEで講座を担当されて今回で3回目になる神馬さんに、講座にかける思いについて、伺いました。

受講者との会話も楽しむ講師の神馬友子さん

「まず『好きなことを仕事にしたい』と、こんなに多くの方が活動されていることに驚いています。こんなふうになりたいと言う道筋を、ワクワクしながら進んでいけるように、背中を押せるような情報をお伝えできればいいなと思っています。ビジネスって寂しかったり迷ったりの繰り返しなので、横のつながりを築きながら、楽しみながらビジネスを続けるお手伝いができたらうれしいと思っています。」

意見交換をして横のつながりも深める受講者

というわけで、やはりキーワードの「応援」を感じるコメントを、温かい口調で語った神馬さん。 神馬さんのお話を伺って、自分の世界観や強みは、自分の内側に心の底から根付いているからこそ力を発揮し、溢れ出て来るものだと感じました。それを言葉や形にするまでには産みの苦しみがあるかもしれないけれど、一度しっくりくる表現ができると、ビジネスが好転するに違いないと思えました。 神馬さんの強力な応援を受けて、前進する力がみなぎったのは私だけではないはずです。 あとは行動あるのみ!

プロフィール

小野山純子 芦屋話し方教室 ashiya-c.com

芦屋話し方教室 代表。元日本テレビ系列局アナウンサー。学生時代は、授業中の発表も戸惑うほど人前で話すのが苦手。卒業後、入社した企業で研修担当になった事に危機感を覚え、話し方を練習する。徐々に自信が芽生えた頃、旅行で訪れた長崎のテレビ局のアナウンサー試験を受け、奇跡的に合格。その後約10年、日本テレビ系列局アナウンサー。自身の経験から「苦手は、自分の可能性を広げるヒント」が信条。緊張への理解と克服体験を活かした指導が強み。

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