【取組みへのステップ2】自分のキャリアを考える
いろんな働き方があることはわかった。でも自分が本当に何をやりたいのか、今後どうしていきたいのかわからない・・・
そんなときは、まずは自分に対する理解を深め、何をすべきかを繰り返し考えていくことが大切です。
キャリアを考えるための4つのステップ
自分を理解する
そもそもなぜ働きたいのか?そしてこれまでの経験や自分にできること、興味・関心、価値観(働くにあたって一番大事にしたいこと)を過去を遡って紐解き、自分に対する理解を深めていきます。
情報を集める
自分がやりたいと思っていることや価値観に合致する仕事や働き方はあるか?どんな業界なのか? そこに労働市場や将来的なニーズはあるか?という点にフォーカスして情報を収集します。
意思を決める
自分の可能性や適性、価値観などが社会でどう評価されるか、 自分の市場での位置づけや収集した情報も踏まえたうえで、長期・短期の両方の視点で考え、どうするか決定します。
目標設定&行動
やりたいことを実現するのに、まずは「やるべきこと」を洗い出し、今やるべきこと/3年後/10年後と目標を設定し、行動します。
必ずしもこの順番の通り考えなくてはいけないというわけではありません。
まずは自分がどのプロセスで悩んでいるか、理解することが大切。
迷ったら前の段階に戻り、原因や何が不足しているかを探って…、と繰り返すことでより理解が深まりますよ!
また「本当に起業しないとできないのかな?」などと自分の決定に問いかけてみることも必要です。
例えば・・・
- 稼ぐより自分がやりたいことを優先したい
- 起業
- 時間や場所、一緒に働く人を自由に選べる働き方がしたい
- 在宅ワーク
- 誰かの役に立つことに一番喜びを感じる
- 地域ボランティア
仕事はいくつもかけもちの時代に!「パラレルキャリア」
上記でさまざまな選択肢を挙げましたが、必ずしもどれか一つに絞らなければならないというわけではありません。
最近注目されているのが「パラレルキャリア」という考え方。
「パラレルキャリア」とは、経済学者ピーター・ドラッガーが提唱したもので、本業と同時並行して他の仕事を手がけたり、非営利活動などに参加する新しいライフスタイルを指します。
先行きが見えない世の中で一つの会社で働くことへのリスク回避のほか、複数の仕事を持つことで自身の成長の機会を得られるとともに、本業と社会活動がうまく循環して、互いによい影響を与えるというメリットもあり、最近で副業を認める企業も増えつつあります。
「私には無理」を「私にもできる!」に変える4つのステップ
働き方を知り、自分のキャリアを考え、必要な知識や情報を学び、自分らしく働く。それぞれの必要なステップを各ページでご紹介しています。