【レポート】01/23(木)ASHIYA RESUME school15/広報は計画的に。SNSを活用したプロモーション講座(#起業女子プロジェクト)
2020年1月23日(木)
フリーランスで活動中の方やこれから始めようとしている方、新しいスキルを身に付けたい方に向けた、少人数制の基礎力アップ講座「ASHIYA RESUME school15/広報は計画的に。SNSを活用したプロモーション講座(#起業女子プロジェクト)」の第1回が阪神打出駅近くのUOVOで開催されました。
講師は河口紅さん(NPO法人さんぴぃす 理事長、NPO法人アクティブ・ラーニング・アソシエーション 理事長、兵庫県立大学 非常勤講師「キャリアデザイン」)。河口さんは学校教育支援、人材育成、子育て支援、まちづくりなどの活動分野で、大学でキャリア教育や生涯学習講座なども実施されています。今回は、Facebook社#起業女子プロジェクト兵庫担当トレーナーとして、SNS活用のために必要な「マインド」をレクチャーいただきます。
自分の事業をどう伝えるのか
最初は、横の方と自己紹介をし、お二人ずつ前に出て、お互いを紹介しあう他己紹介。
どんなことをされているのかに加え、どんなところを魅力に感じたかなど紹介します。
その事業をどんな人に伝えたいのか、その仕事は誰の役にたっているのか、他己紹介を通じて、自分が人につたえるべきことが見えてきます。
独立開業して1年のエステシャン、英語でリトミック教室を主宰されている方、ハンドメイド作家、骨董屋を開業された方など、多彩な事業や活動をされている方々が集まりました。
毎日の実践で知識も日々更新
他己紹介の後はいよいよ本日のメインテーマに。
SNSそれぞれの特性、個人ページとビジネスページの違いなどを理解して、実際のページの基礎を学びます。
SNSは仕様の変更などが頻繁に起こるので、リサーチを重ねご自身の知識も日々更新しているとのこと。
すべてのコンテンツにおいて、Learning by Doingの考え方で実践していくことが大事と河口さんは語ります。
地域のつながりをおろそかにしない
SNSのスキルを身につければ、それらは解決するものなのでしょうか。ここで河口さんからは、「地域のつながり」について改めて考えるための話題提供がありました。
河口さんも地域で全くつながりが無いなかで起業された経験から、起業から3年目くらいまではネットワーク作りに邁進されたそうです。地域でいろんな方とかかわる中で、自分が役に立てることをアピールしたことが仕事に繋がっていったのだとか。
「芦屋の子育てをもっといいものにするため」に、知り合った女性6人でプロジェクトをスタートし、子育て支援情報誌「ちょこっと」を創刊された時も、広告を載せてもらうために市内のお店へ飛び込み営業を重ねたり、記者クラブに2週間に一度は行ってアピールしたり、それが結果的に認知度と信頼度をあげたそうです。
SNSの使い方を知っていることは重要ですが、より大切なのは、事業や活動を行うエリアで自分のことをどう伝えていくことができるか。
自分のビジネスの目的、どんな問題を解決するのかなど、自分ができることをだけでなく、どんなお困りごとを解決できるのかという視点で考えていくことの大切さをお話しいただきました。身の回りの人や、ターゲットとなる人の抱えるお困りごとや不満はヒントになるんですね。
河口さんの想いに触れ、「集客」や「広報」への考え方にも大きな気付きがあったのではないでしょうか。
この日の最後は、自身の事業についての悩みをグループでシェアをしながら意見交換。共有することで、事業についての伝えるべきポイントが少しずつ明確になり始めているのではないでしょうか。SNSの広報に活かしていけそうですね。
次回までの課題を受け取って講座は終了。終了後も、熱い意見交換が続いていました。
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