【レポート】1/29(水)ASHIYA RESUME school16/私の「道標」をつくる、コンセプトメイキング講座
2020年1月29日(水)
フリーランスで活動中の方やこれから始めようとしている方、新しいスキルを身に付けたい方に向けた、少人数制の基礎力アップ講座「ASHIYA RESUME school16/私の「道標」をつくる、コンセプトメイキング講座」の第1回が阪神打出駅近くのUOVOで開催されました。
自分の事業や活動をより多くの人に伝えていくうえで、コンセプトの作り方、考え方を身につけたいという思いをお持ちの8名の方にご参加いただきました。不動産屋を開業したい方、ファイナンシャルプランナーとして独立を考えている方など多様な方が集まりました。
講師は、濱部玲美さん(株式会社KUUMA代表取締役)。クリエイティブ・ディレクターとして、様々な企業や団体の課題解決につながるプランニングや制作を手掛けておられます。
今回の目的は道標となる、コンセプトを作るための考え方を身につけることです。コンセプトは時代の変化とともに刻々と変わっていくもの。今講座で作り方・考え方を学ぶことによって、今後自身でもコンセプトを見直すことができるようにという想いが込められた講座です。
とことん書き出そう
「コンセプト」とは何か、
一言で表すと「誰に、何を、どう言うか」であると濱部さんは語ります。
よく「キャッチコピー」と混同している場合があるのでと、世界的ヒット商品のコンセプトとキャッチコピーを比較します。普段あまり意識して見ていませんでしたが、明確に違いが分かるようになりました。次に「誰に、何を、どう言うのか」それぞれのキーワードごとに、考えを深めていきます。
ターゲットであれば、年齢や属性だけでなくその人がどんな思考をしているかまでイメージします。
また、「どう言うか」は価値の言語化である。相手が困っているだろうことを解決できるようなことを伝えることが大事なのだそうです。
コンセプトはラブレター
後半は、濱部さんが仕事で事例をもとに実践的な考え方も学び、例題として、実際に存在する商品のコンセプトを考えました。商品をリサーチしながら、それぞれの解釈で「誰に、何を、どう言うか」を導き出していきましたが、作り出したコンセプトは人によってさまざま。答えは無いという面白さとともに、普段何気なくみている商品や企画ににそれぞれ「伝えたい」という思いがあることを改めて感じました。
最後に、コンセプトはラブレターのようなものだと濱部さんはおっしゃられていました。
様々な情報がいきかい、モノやサービスがあふれる世の中で自分の活動を伝えるコンセプトは、きちんと自分の言葉で書かれているからこそその魅力が伝わっていくという言葉は参加者のみなさんにも深く届いたのではないでしょうか。
次回までの宿題は、「自分の事業のコンセプトを考えてくる」こと。
今日学んだことを活かし、どのようにコンセプトが生まれるか楽しみです。
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