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【レポート】3/19(金)ASHIYA RESUME salon10「一歩目の踏み出し方を知りたい!『私のスタートとこれから』」

2021年3月19日(金)

何か新しいことを始めたい方、ご自身の事業や活動をもっと展開させていきたい方、悩みを抱えている方など、様々な状況の方に向けたオンラインイベント「ASHIYA RESUME festa」。festaは3月15日(月)から1週間にわたって開催され、1人で考え悩むのではなく、ゲストのトークや参加者同士で意見・情報交換がたっぷりでき、多様な生き方や働き方、価値観に触れられるイベントとなりました。

そして、3月19日(金)には、festaのプログラムの1つとして、ASHIYA RESUME salon 10「一歩目の踏み出し方を知りたい!『私のスタートとこれから』」を開催。ゲストには、在宅事務ワーカーであり、ライター・ブロガーの下木由美子さんと、ヨガ教室703yoga主宰であり、インタビューサイト「TOIRO」の運営をしている栗林直美さん。salon10では、芦屋リジュームウェブサイトで連載中の「ロールモデルインタビュー」に掲載しているお2名をゲストに迎え、それぞれのスタートとこれからについてお話いただきました。

まずは、事務局スタッフから本日の流れとASHIYA RESUMEについての説明。
ゲストのご紹介の後は、本日の参加者3名の方に簡単な自己紹介をしていただきました。

「現在育児休暇を取得中だけど今後同じ職場に復帰するか悩んでいる」
「自分のスキルを活かした仕事がしたい」
「これまで企業で働いていたのでフリーランスで働くには何が必要なのか全くわからない」
など、一人ひとりの参加者さんが自分自身の歩みたい方向に向かって、どう一歩を踏み出そうか不安や悩みを抱いている様子。

『どのようにして一歩を踏み出したらいいのか』
それぞれの想いを胸に、ゲストのお2人の話に耳を傾けていました。

在宅事務ワーカーとしての新たな一歩 下木由美子さん

はじめに下木さんからご自身の体験についてお話していただきました。

下木さんはご主人が転勤族のため5年務めた会社を退職。その後派遣社員として働くも、出産を機に再度退職されました。ASHIYA RESUMEのセミナー受講をきっかけに「在宅ワーク」と出会い、2020年からフリーランス在宅ワーカーに。現在は子育てをしながら、在宅事務ワーカー、ライター、ブロガー、芦屋市子育て自主活動グループ「くれよん」のリーダーをされています。皆見塾 (バックオフィス業務のフリーランスチーム)に所属され、阪神電車チアフルライターとしてもご活躍中です。

下木さんの復職のプロセスは3ステップ。

  1.  「働きたい理由があった」
  2.  「ロールモデルがいた」
  3.  「タイミングを逃さなった」

「タイミングを逃さなかった」という部分では、まさに今現在、変化の時を迎えているみなさんに重なる部分があったようで、興味深そうな表情をされていました。

下木さんのお話の後は、参加者の方も交えた【テーマトーク】を行いました。
テーマは「あなたの一歩を妨げるもの、ハードルになっているものはありますか?」

“自分のスキルを活かした教室を本格的に始めたい”という方からはこんなお悩みが。
「自分が習い事として身に付けてきたものをスキルと呼んでいいのか分からない。コンクールで賞を取ったわけじゃないし、肩書がないのが不安。」

これに対し、「私から見たらすごいスキルです!」と下木さん。

「生徒の保護者が『コンクールを目指すより情操教育として取り入れたい』という考えであれば、むしろ同じ立場として教えられることが多いのでは」とターゲット設定の大切さについて、客観的なコメントを寄せられ、自分の中に無かった新しい視点からのアドバイスに参加者の方は勇気づけられた様子でした。

ヨガ講師としての新たな一歩 栗林直美さん

続いて、栗林さんにお話していただきました。

栗林さんは産休中にご主人の転勤が決まり、会社を退職して東京から神戸へ。見ず知らずの土地で慣れない育児をしながらヨガ講師としての活動をスタート。子連れで参加できる「ママヨガ」には多くの方がご参加されています。「素敵なお母さんがいることをたくさんの人へ伝えたい!」との想いから自由に自分らしく生きる母親のインタビューサイト「TOIRO」を立ち上げ、現在はヨガ講師と並行してフリーライターとしても活動中です。

今回ご参加の方で、栗林さんと同様に引っ越しと育休が重なり、慣れない土地で奮闘された方がいらっしゃいました。
「知らない土地で友達がいなくて寂しかった」「子供もまだお喋りできる年齢じゃなかったので、とにかく週末が待ち遠しかった」という栗林さんの言葉に共感されていました。

また、子育てをしながらの在宅ワークにまつわるお悩みは下木さんと共通する部分も。

栗林さんのお話を受け、2回目の【テーマトーク】
テーマは「あなたの理想のライフスタイルは?」

リラックスした気持ちでみなさんが今感じていることを伝えてもらいました。

「誰かが喜んでくれる仕事を模索して見つけていきたい」
「もっと素直になっていいんだなと思った」
「栗林さんの『変化をチャンスと捉える』という言葉が胸に響いた」
「家族で笑って過ごすためにも自分がやりたいことを生き生きとしていきたい」

笑顔と共にとても前向きなメッセージをたくさんいただきました。

イベントを終えて、ゲストのお2人に本日のご感想を伺うと、
「みなさん、周りのことやお子さんのことを一生懸命考えられていて私の方が勉強になりました」と下木さん。
栗林さんからも「私も同じことで悩んでいたし今も悩んでいます。頑張っている方たちを見てパワーをもらいました」と嬉しいお言葉を頂戴しました。

はじめは参加者の方も少し緊張されているようでしたが、
不安な気持ちを口に出し、同じ状況の方達と共有することでスッキリされた印象でした。

お2人がおっしゃっていた通り、この日がすでに「新たな一歩目」となったのではないでしょうか。

※ASHIYA RESUME salon10の詳しい開催概要はこちら

概要

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