活動実績

【レポート(school01受講生)】芦屋の手作りマルシェは個性派ぞろい!すてきな女性起業家たち

この講座は、ライターという仕事に興味がある方やライティングスキルを身につけたい方に向けて2018年10月と12月の全2回で開催。
第1回では講師の林拓真さん(株式会社ICC)から基礎を学び、その後は各自で実際にASHIYA RESUMEのイベントを取材。
第2回では記事の添削を受け、完成させるという実践的な講座となりました。
みなさんの想いが詰まった渾身の一作、ぜひご覧ください!

>>>レポートの一覧はこちら

芦屋の手作りマルシェは個性派ぞろい!すてきな女性起業家たち

 これぞ秋晴れ!と言いたくなるあっぱれなお天気。11月3土曜日、おひさまがさんさんと降りそそぐ宮塚公園で、芦屋市主催の「作らず繕う~TSUKUROU~マルシェ」が開かれました。レポートするのは、ココロとカラダにやさしいマルシェが大好きな芦屋のライター、藤田由紀です。

 公園での開催ということもあり、私が到着した頃にはすでに親子連れがいっぱい!マルシェそっちのけで遊具に夢中の小さな子、お母さんと一緒にあれこれ商品を品定め、お気に入りを買ってもらってご満悦の小学生、日陰でくつろぐ年配のかたなど、みなさんそれぞれ楽しそう。

アコーディオンの演奏も!さわらせていただきました

 今回初めて開催されたこのマルシェ、コンセプトは「家族を迎え入れるようにながく大切にしたいものとの出会い」

 出店者もさまざまで、

  • すべてお菓子でできている絵本を作るお菓子作家さん
  • おしゃれでかわいい消しゴムはんこ屋さん
  • 手作りアロマの思わず飾りたくなる美しいせっけんを並べたお店
  • おうちに眠る着物や洋服地を自在に変身させる雑貨屋さん...etc

といった、個性的でセンスあるお店ばかり!

 かくいう私が取材を忘れてヒートアップしたのが、北欧のキッチュな布で雑貨を手作りされている「みどり屋」さん。

 お店に並べられているのは、

  • 首から下げるストラップ
  • きちんと裏張りされていてひもをつければミニバッグにもなるポーチ
  • ポケットのないスカートにつけられるミニポシェット
  • 国産木綿のガーゼマスク

など、幼稚園や小学生の日常を知り尽くした品揃え。小1の母たる私にど真ん中で、端から端まで全部ほしい!

 それもそのはず。お話をうかがうと、起業のきっかけは幼稚園のバザーだったとか。「それまでは子どもの幼稚園バッグを作るくらいかな。それがママ友のリクエストにこたえてあれこれ作ったり工夫したりするようになったの。バザーに出したらみんなが目を輝かせて買ってくれて、それはそれは楽しかった。自分でお店にできるかもって思いました。習いに行ったかって?ううん、全部ユーチューブ先生よ!」

 店舗はかまえず、タープ持参で月一、二回イベントに出店しているそう。始めてまだ二年目ながら、出店はもう数十回になるのだとか。子育てをしながら楽しく起業されていて、知恵と工夫のすてきなみどり屋さんでした!

 みどり屋さんに限らず、ひと味違った個性的なお店がそろったこのマルシェ、主催はなんと芦屋市です。市が始めた「芦屋の女性活躍応援プロジェクト 芦屋リジューム」の取り組みの一つで、このマルシェ出店を目標にゼミ形式で切磋琢磨してきた出店者さんもいるとか。

 規模は小さいけれど、子どもは楽しそうにはねまわり、大人はのんびり品定め。こんな優しいマルシェならぜひ来年も!と思い、主催者たる芦屋市のかたにうかがいました。すっかりお客さまと化して買い物してらした長岡一美さん(女性活躍推進担当課長)です。 

「次回のことは具体的にはまだ何も決まっていません。でも女性起業家の卵がここを作品披露の場所にできるように、なんらかの形で続けていけたらいいなと考えています。毎年この時期の恒例になればご近所さんにも認知されて交流の場になりますしね」

 よかった!来年もその次も、ずっとずっと続いてほしい。括目して待て!ですよ、みなさん。

 このマルシェだけでなく、芦屋の女性が輝くお手伝いをしてくれる市のプロジェクト「芦屋リジューム」は、スクールやお話し会を続々と企画中。自分が何をしたいのかもわからない、でも何か始めたい、そういうかたにきっとヒントがあるはずです。私もライティング講座を受講中。一度サイトをご覧あれ!

 

芦屋市女性活躍応援プロジェクト「ASHIYA RESUME 芦屋リジューム」
http://ashiya-resume.jp/

プロフィール

藤田 由紀

 

大阪は西成区という下町で育ち、その後霊山といわれる二上山のふもと(奈良県)に引っ越す。引き寄せの法則そのままの不思議な経緯で芦屋に家が用意されるも、子どもをシュタイナー系幼稚園に入れるため、三年間京田辺に。現在は芦屋に戻り、目に映るすべてが絵になる芦屋の街を満喫中。好きなものは、英米の古いミステリ、シュタイナー教育、着物暮らし。図書館&本屋めぐりと芦屋川の散歩で英気を養う新進気鋭(?)のライターです。

一覧へ戻る