2018年6月24日(日)

芦屋市の女性活躍支援施策の一環「ASHIYA RESUME（芦屋リジューム）」プロジェクトの2018年のキックオフとして、「ASHIYA RESUME salon」を開催しました。
今年度スタートする「ASHIYA RESUME salon」は、働くことに前向きな芦屋市の女性たちに、「ここに行けば何か学べる、起こせる！」と思ってもらうための集いの場。同じような想いや悩みを抱える方々が、気軽に交流をすることができるよう、これから月に1度のペースで開催していきます。

第1回目となる今回は、定員いっぱい20名の、「女性の新しい働き方」に興味のある女性にご参加いただき、JR芦屋駅前に新しくオープンしたスペース「work-and-place」をお借りして、コーヒーやお菓子を楽しみながら交流・ワークショップを行いました。

まずは話題提供として、「ママの働き方はもっとあっていい」をモットーに、ライフスタイルが変わっても無理なく続けられる女性の働き方を提案する須澤 美佳さん（株式会社ママントレ 代表取締役／Ｗｅｂディレクター、女性就労アドバイザー）、人と働くことに興味を持ち、キャリア支援やコワーキングスペースの運営を通して人と人、ビジネスとビジネスを繋げる幟建 由佳さん（株式会社mapB「work-and-place」取締役／キャリアコンサルタント）のお二人に、ご自身の取組みについてお話いただきました。

ワークショップでは、「できるコト」「あったらいいなと思うコト」「ASHIYA RESUMEプロジェクトとの関わりしろ」を、グループに分かれて考えていきました。
まず初めのステップとして、イベント申込時に参加者のみなさまにあらかじめ選択してもらったていたテーマに基づき、2チームに分かれて、「なぜそのテーマに興味・関心があるの？」という問いかけに答える形で、各自が付箋に記入した内容をチーム内で発表し、「個人の興味・関心の深掘り」を行いました。

次のステップでは、「そのテーマで自分ができるコト、あったらいいなと思うコト」を各自付箋に記入し、チーム内で共有しました。興味・関心は似ていても、それぞれがこれまでに歩んできたバックグラウンドや身につけたスキルはさまざまで、たくさんの意見が出てきました。

・「私はテーブルコーディネートができる」
・「私はPRや営業ができる」
・「私はママ目線の意見が言える」
・「地域の情報掲示板があったらいいな」
・「気軽に集えるコミュニティカフェがあったらいいな」
・「PCスキルアップ講座があったらいいな」　
　　etc…

その次のステップでは、これまでの中で振り返った各々の興味・関心、そしてそれに基づいてアイデア出しをした各々ができること・求めること、をふまえ、「ASHIYA RESUMEプロジェクトを通して、それぞれがどのような関わり方ができるか」を考えました。

・「私は人の紹介や集客ができるので、人を繋ぐことはできるな。」
・「起業をした際に困ったことややってきたことなど、自分の体験談をシェアできる。」　
　　etc…

自分の持つ人の繋がりを誰かのために活かしたいという方や、起業の体験談をシェアすることで誰かの背中を押すことができるのではないかなど、参加者のみなさまと同じような悩みや不安を感じている女性たちのために、自分のスキルを生かすことができるという意見がたくさん挙がり、スキルアップへの意欲と、人に貢献することに対しての意識の高さを感じました。

最終ステップでは、各チームのファシリテーター役をしていただいた須澤さん、幟建さんより、全体に対してこれまでのワークで話し合った内容を共有していただきました。どちらのチームも、さまざまな「できるコト」「あったらいいなと思うコト」「プロジェクトとの関わりしろ」が発表され、互いのチームの発表にうなずきながら、新しいアイデアや問題意識を共有することができ、芦屋市内を中心とした地域におられる女性たちの、多様な可能性が改めて認識される場となりました。

「ここで出た意見をぜひ、プロジェクトとして実際にアクションに移していければいいな」という前向きな声も聞かれ、ワークショップ後の交流時間には参加者同士が気になる相手に積極的に話しかけ、トークが盛り上がっている様子が印象的でした。
今後のASHIYA RESUMEプロジェクトの企画に参加・協力いただける繋がりづくりの場となったのではないかと思います。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。


次回の予定はまた本ウェブサイトでお知らせいたします。今後の展開をお楽しみに！

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