11月18日（水）

芦屋市立あしや市民活動センター（リードあしや）にてASHIYA RESUME salon05『自分の未来を描き出す、ライフプランを考えよう！』が開催されました

ゲストのレクチャーやワークを通して、自身の現状や目標を整理し、ライフプラン（人生設計）を考えます。
前回に続き、今回もリアル会場とオンラインから2種類の方法で同時開催。「家でハンドメイドを作っているのでいつか教室がしたいと考えている」、「コロナウイルスの影響で活動を変えざるを得なくなったのでライフプランを考え直したい」といった8名の方に参加いただきました。

講師は、NPO法人さんぴぃす／NPO法人アクティブ・ラーニング・アソシエーションの理事長をされている河口紅さん。河口さんは、「日本の子どもたちに世界一の教育環境を！」をご自身のミッションとし、活動されています。また、「子どもの笑顔は母親（女性）が輝く姿勢でうまれる」との想いから、女性のリ・チャレンジ支援に取り組んでらっしゃいます。

ライフプランを考えよう

河口さんの呼びかけによってライフプランシートの記入がスタート。このライフプランシートは、2020年から2050年まで1年ずつ、「私」「夫」「イベント」「気になること」を記入する欄があります。私は何をしていたいか、そして家族はどうなっていそうか等を記入していきます。
　とはいえ、2050年にまでの人生設計を考えることは難しく、ペンが動かない参加者も。

ライフプランを考えるポイントは？

そんな様子を見た河口さんがアドバイス。「記入できないのは、『できる』『できない』という基準で考えてしまうから。家族や仕事のことは一回置いておいて、まずは自分が『何がしたいか』を基準に考えていきましょう。」

　ここで登場したのが目標設定シート。目標設定シートには、①「自分がしたいこと」を書き出す欄と、②①で書き出した「自分がしたいこと」の中から最もやりたい事を三つ選んで、計画を立てる欄がありました。まず「〇歳ごろにこれをやりたい」といった目標を立て、そこから逆算し「目標を達成するためには何歳の頃に何をする必要があるか」、そして「今できることは何か」を考えます。

　自分がしたいことを軸に設計を考えられるようになったことや、目標達成に向けてのアクションが明確になったからか、参加者のペンもすらすら動きます。

　記入後は2人～3人で1組になり、目標設定シートを共有しました。参加者は、「今日から生活の中にヨガを取り入れる時間を5分捻出する！」「仕事が大好きで90歳まで働きたいので、今は資格を取るための勉強を継続する！」など具体的なアクションをいきいきと語られていました。

会も終盤に差し掛かり、参加者から一言ずつ感想をいただきました。「今までは自分のことを第一に考えることが出来ていなかったことに気付いた」や「今日は本当に参加してよかった」といった声がありました。

今日の講座を通して「自分がしたいこと」という軸でこれからの人生を考えてみること。そして、「今できる事を行動してみる」こと。これらを実践することで、理想の人生に近づける事が分かりました。この講座で参加者の皆さんは、これからの人生の初めの一歩を踏み出すためのヒントを見つけることが出来たのではないでしょうか。皆さんがこれからどのような人生を送られるのか楽しみです。

河口紅さんからのメッセージ

終了後ゲストより本日のsalonの感想、一歩踏み出したいとお考えの方に向けたメッセージをいただきました。

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