【レポート】1月19日(水)ASHIYA RESUME salon04/「わたしを労わる生き方、子育て中のモヤモヤ解消ワークショップ」
2022年1月19日(水)
芦屋市男女共同参画センター(ウィザスあしや)にてASHIYA RESUME salon04「わたしを労わる生き方、子育て中のモヤモヤ解消ワークショップ」が開催されました。
今回は、リアル参加とオンライン参加の両方で開催。参加しやすい形式を選択していただき、オンライン7名、会場4名で実施しました。ゲストには、ママフォトグラファーの荒川明日香さんとお菓子作家・絵本作家のイトウ ユカさんのお二人をお迎えし、出産前後での仕事や子育てに関する経験談から当時のエピソードまで、ざっくばらんにお話していただきました。
「現在育児休暇を取得中だが、今後同じ職場に復帰するか悩んでいる。」
「子育てしつつ、自分のスキルを活かした仕事がしたい。」
「これまで企業で働いていたので、フリーランスで働くには何が必要なのか全くわからない。」
といった悩みや想いを抱いている、0~3歳程度のお子さんをお持ちのママたち。
それぞれの想いを胸に、ゲストのおふたりのお話に真剣に耳を傾けていました。
やったことがないことも、まずはやってみたい
はじめに、イトウさんから活動を始められたきっかけや子育てに関するお話をしていただきました。
現在、お菓子作家として活動されているイトウさん。お菓子の販売やお菓子教室を開催するだけでなく、絵本の出版やメディア出演など、多岐にわたり活躍されています。出産を機に芦屋に拠点を移し、お菓子ブランド「efuca.」を設立。子育てをしつつ、はじめてのお店経営に悩みながらもこれまで活動を続けてきた中で感じたことを赤裸々に語っていただきました。
後半には、イトウさんが実践している仕事と子育てのスイッチの切り替え方法の紹介もしていただきました。好きな服を着る、好きなことをインスタにアップするなど、どれも簡単で楽しみながら実践できることばかり。時折、子育てのエピソードを交えながらお話していただく中で、聞きながら大きく頷いている参加者の皆さん。同じく子育て中のママ同士だからこそ、共感できることや暮らし方の参考になるヒントが沢山あったよう。
そのときの、自分の気持ちやタイミングを大切に
続いては、もう一人のゲストである荒川さん。
現在2人のお子さんの子育てをしながら、芦屋市内外でのイベント撮影やフォトボランティア、ママフォトグラファー同士のユニット活動などをされています。産後、子育てしつつ在宅で仕事を続けようと考えていたものの、思うようにいかず、育児に専念することにした荒川さん。
出産後の当時のリアルな子育てエピソードなどを交えながら、荒川さんのやりたいことへの想いについて語っていただきました。
将来的には仕事としてフォトグラファーをやっていきたいと考えている荒川さん。自身の仕事・出産・子育ての経緯から、いまは子育てに比重を置きつつ、口コミや人とのつながりからご自身のペースで活動されています。
やりたいことを諦めるのではなく、現実と向き合いながらも自分にできる範囲で少しずつ取り組むことで、夢に近づくかもしれない。気持ちの持ち方が大事であり、「自分のできる範囲で子育てしつつ、カメラをやっていこう。」と気持ちの切り替えをしたことで、ラクになったと荒川さんは話してくださいました。
自分の気持ちやタイミングを大切にしながら進む荒川さんの考え方に、参加者の皆さんも勇気をもらったのではないでしょうか。
じぶんなりの尺度で、選択をすること
ゲストのお話を聞いた後は、リアル参加とオンライン参加に分かれてのトーク。
仕事や子育てと時間に追われて暮らしていると、ひと息つく間も惜しみがちです。
この時間にゆっくり自分のことを話す中で、参加者の皆さんの不安な気持ちが少しずつ解消されていった様子。
「自分自身のやりたいこと、やるべきことを自分なりの尺度で選択しているお二人に刺激をもらいました。」
「誰かに聞いてもらい、他の方の話を聞くことで発見や安心を得られました。」とお話してくださった方もいらっしゃいました。
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